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コンテンツ事業

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OECDは、Education2030で掲げる「ラーニング・コンパス2030」について、エコシステム・アプローチによって実行することを奨励しています。地球規模の生態系を学び「自然と共に生きる」エコソフィの概念を体得することを、私たちは持続可能な新しい世界の教育標準と考えます。その普及のため、教育機関(幼稚園、保育園、小学校、自然学校、放課後児童クラブ、民間教育機関など)に対して生物多様性教育・自然環境教育プログラムの提供と指導者研修、教育コンサルを行います。

 

西欧で始まった産業革命から200年、化石燃料の活用をベースに私たちが絶え間なく続けた技術革新と社会の発展は、今大きな岐路に立っています。転換を迫られても変われないのは、科学知識だけでは行動変容につながらないからです。

いま世界中の「人」の生き方が変わらなければ、既に始まったと指摘されている地球規模での、六度目の大量絶滅の進行に歯止めはかけられないでしょう。そこに人類も含まれているという、当然のことに気づけないのです。

持続可能な世界を新しく構築するエコソフィの概念を、社会実装していくためには、世界のどこよりも日本はポテンシャルが高いといえます。仏教を基盤にした「自然」(じねん)に代表されるように、東洋には昔から、自然の一部としての生き方を奨励した教えが存在します。特に日本列島は、縄文時代という、一万年続いた世界的にも注目される歴史をもった風土です。近世の江戸は、100万人都市にしてほぼ100%のリサイクル(糞尿からゴミ屑まで)を実現する民生の社会でした。​​

 

いまこそ新しい「発展」の定義が必要です。そこで重要になるのが「教育」なのです。

教育で20年かけて人材を育成し、新たな世界に必要な技術革新を生み出していく、そして、世界の人たちと手を携え世界を牽引することのできる人づくりが求められます。

コンテンツ事業では、まほら教育で得た知見を社会全体で共有し、それぞれの教育現場に合わせ活用していくことを目的としています。ご自身の発見や学びを、それぞれの教育実践の場に持ち帰り、子どもたちの豊かな学びと、その場の「発展」に生かしていただければと思います。

研修

指導者向けの研修事業を行っています。ワークショップを楽しみながら、エコソフィとは何かサステナビリティ教育とは何かを学ぶことができます。大人たち自身が楽しみ、遊びから得られる学びとは何なのかを実感していただくことが、子どもたちの学びの場を変えていくうえで重要だと考えます。​​​実際に研修に参加してくださった方からは、

「より専門的な知識から自然を深く知ることができた」

「五感が研ぎ澄まされ、何より自分自身が自然に目を向けることを楽しめるようになった」

 

と、ご好評をいただいています。

ご要望に応じて、園内研修・企業内研修や、実際の教育現場に出向いての子ども向け体験学習プログラムを実施する支援などもお引き受けいたします。

 

【研修協力団体】

一般社団法人日本野外生活推進協会

サステナブル アカデミー ジャパン

NPO法人奈良地域の学び推進機構

◆こんな方にお勧めします

  • 保育園、幼稚園、学校、放課後の学びの場、学習塾など、教育現場にかかわっている

  • サステナビリティ教育のノウハウを知りたい

  • 自然体験を中心にした学びの場をご自身の教育現場に取り入れてみたい

  • 身近な自然や環境についての知識を身に着けたい

  • センス・オブ・ワンダーを伝える手法を学びたい

◆研修の特徴

 

  • それぞれの方が重点を置きたい分野に対応したオリジナルプログラムを作成いたします。

  • 子どもの成長段階に合わせた教育内容や教育方法を知ることができます。

  • 自然環境教育の分野で経験豊富な講師が担当いたします。

◆研修の種類

  • アウトリーチ研修

  • OJT研修

  • ​セミナー研修 など

コンサルティング

​自然体験を積極的に取り入れていきたいがどのようにしたらいいかわからない。エコソフィ教育に共感し実践していきたいが、何から始めていいかわからない。学校や園、事業者、指導者の方々からのご相談をお受けしています。

 それぞれのフィールド環境や実態に合わせ、実践的なアドバイスで環境を整えます。

​また今行っている実践を、もっとしっかりと持続可能な社会づくりに結び付けていきたいとお考えの方もぜひ、お声がけください。

イベント・セミナー講習会等の開催

当団体・協働団体スタッフを講師としたセミナー講習会のほか、保育や環境教育の専門家を招き、国内外の先進的な事例を学ぶ研究会やイベントを開催しています。指導者だけではなく、地域の学びに興味のあるボランティアの方や一般の方、保護者、学生など、幅広い年代の様々な立場の方が参加し、交流を深める貴重な場にもなっています。

◆実践例

  • ムッレ山形大会での発表「森のムッレ教室・冒険教室 青少年野外活動センターの実践」

  • 2024森のムッレ全国シンポジウム(in山形西置賜郡:飯豊少年自然の家)

  • 2023森のムッレ国際シンポジウムin Japan

海外事業者向け研修

日本だけではなく、海外に向けてもエコソフィと自然環境教育の普及を意欲的に取り組んでいます。東アジアでは自然学校への関心が高まっています。また生物多様性教育は、世界を持続可能な社会へ変革させるための必須な取り組みです。

​◆実践例

  • 中国自然学校事業者向け自然・文化体験ツアー(in奈良、in東京)

コンテンツ事業に興味のある方は

こちらよりお問い合わせください。

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